最近はようやく自分の中でもCSSの記述に関する自分ルールみたいなのが確立されてきて、というのも、上記の記事を見てから右往左往しながら、これからも細かい書き方とかは変わるかもしれないけど、今の状態に落ち着いてきました。と言っても、まだ数えるほどしかCSSは書いていないのですけどね。
XHTML Abstract Modulesの順番に沿ってセレクタを記述していく方法はhxxk.jpと同じで、それぞれのCSSの先頭にモジュールの目次を付けてます。最後は"Appendix"として、CSSハックとか(主にIE用)、必要とあらば独自拡張とかも入れるという寸法。
以上を軸に、細かな記述方法はCode-404のdont-forget-the-rulesを用いて、若干肉抜きした感じが、今の俺ルール。まぁ実際は俺ルールとか言いながら、誰かのを参考にしてちょっとだけ自分色(が出てるかも微妙だけど)を出してる感じです。
「CSSの記述ルール」がないから、自分であーだこーだしながら俺ルール作ってるんじゃないのかい?と突っ込んでみる。まぁそれはさておき。
CSSを書くという作業においてその本質はプロパティを記述することにあって、それが人間にしかできない発想力の使いみちだと思うのよ。私たちに必要なのは並べ順やインデントの数を覚えることではなくて、いかに見やすく美しいデザインをするかなわけ。
もちろんそれが(見やすくしたり美しくデザインしたりが)CSSの本質だと思うよ。でも人の見えない裏側をきちんと管理できない人に美しいデザインなんかできないと思ってるのよ私は。まぁ当サイトのコンセプトで「舞台裏は乱雑に」とか言ってるけど、それでも自分の中ではきちんと整理された俺式論理的記述での乱雑さだから勘弁な。とか自己弁護してみる。
「CSSの記述ルールなんてのはエディタに任せるべき領域なんじゃないの?」
何が記述順よスペースよインデントよ。どうしてエディタが見やすく表示してくれないのよ。どうして値の種類をわざわざ探さなきゃならないのよ。どうして並び順を考えないといけないのよ。何でエディタは発想を邪魔するのよ。
私は「この人は○○のエディタ使ってるからこういう記述ルールなんだな」よりも、「この人だからこういう記述ルールなんだな」の方が好きだな、個性があって。まぁそもそも私はそういう順番とかを考えるのが好きなんだけど、周りは違うのかな。とりあえず、この人と私の性格は正反対のようだ。
冒頭二番目に挙げているリソース(この記事)は、そんな業者の視点で書かれています。
なるほど、私が書いた内容(とか、していること)は、(三宅さんが仰る)本来在っても無くても良いCSSに付加価値を付けようということなんですね。そういう考えはなかったので、ちょっとした発見です。
繰り返すけれど、HTML 文書では CSS は在っても無くても良い。 これにローカルルールを決める必要があるとすれば、商売としてか、マニアとしてかのいづれかでしょう。
その二択で考えるならば、私は今のところ(当サイト内では)マニアとして決めているわけですが、来年社会人になって、それを商売として(仕事で)実践するかどうかは分かりません。会社でCSSはこう書け!と言われるか、テキトーでいいよと言われるかはまだ分からないので。