HTMLの話。
まづ最初に原稿(文章)があります。 これ無くしては、何も始まらない。 タグを付けるのは「おまけ」。 と言うと、2000 年前後の いはゆる HTML 原理主義者、今で言う「ストリクター」の突っ込みがあるのですが、PC で扱うという機械の都合のためにタグを付ける事は否定出来ない。人間が読むだけなら、従来の書籍のままでも可。 またはプレーンテキストでも良い。
HTMLは文章ありき。その文章にマークアップ(文章の構造(段落など)や見栄え(フォントサイズなど)に関する指定を文章とともにテキストファイルに記述
)していくのが、まぁ一般的?私もそれが正しい(って言うとなんか違う気がするんだよね。オーソドックスって言うのがいいかな)と思います。
原稿にマークして行く。 出来上がったら見渡してみて、適合する仕様( DTD )を宣言する。
でもこれだと、例えば日付の内容にマークアップするときとか((X)HTMLの場合<div class="date">
とか、XMLだったらまんま<date>
とか)、最初にDTDを宣言しとかないと決められなくない?とか思ったりしました。
「(何かしらの動機) → 文章 → マークアップ」って感じかな。私は文章をWeb上に公開するためにHTMLを書いてるんじゃなくて(実際は公開するためなんだけど)、HTMLを書きたいから文章を書いていて、それをマークアップしています。だから私の場合、「(HTMLを書きたい) → 文章 → マークアップ(HTMLを書く)」って感じになってて、なんか結局HTMLありきってなっちゃってるんですよね。もちろん文章ありきで伝えたいこともありますから、逆もありますけど。
「じゃあローカルでHTML書きゃいいじゃん!」って脳内ツッコミが入ったけど、それはほら、私目立ちたがり屋ですから(ノー`)
実際HTML 4.01もXHTML 1.0もISO-HTMLも、HTMLとして見れば出来ること(表現できること)はそう変わらないので、どのDTDを選択するかは、やっぱり好みの問題になってくるのかなぁと思います。利点云々言っても、大概その利点を享受できるのはごく一部の利用者と、あとは制作者の自己満足だと思います故。「正しくHTMLを(中略)5つの質問」に対する回答一覧 : 雑記帳 : der Gegenwartとかを見ると、よく分かります。
当サイトの内容は全部HTML 4.01で表現出来ますが、私がHTML 1.0 Strictを採用しているのは、やっぱり「なんでも開けたら閉じたいから」ですかね。ってこれXHTMLを採用しているワケで全く同じこと言ってました。あとアレ、要素名・属性名を全部小文字で書くところかな。はじめから小文字!ってなってた方が(何かしら統一されてた方が)、ブラウザも疲れないような気がするんですよ(なんだその擬人化)。なので、XMLとして云々とかは、特に気にしてません。HTML 4.01で出来ること以上のことを求めているわけでもない(XML関連の言語と組み合わせたりとかも全く考えてない)です。text/html
として認識させているのも、そういった理由です。