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でかい企業(サイト)を採点

HTML

今日はエイプリルフールですが、それはまぁ置いといて。

私はよくすっごいサイト(デザインだったり内容だったり)を見つけると、よくAnother HTML-lintでチェックしてみるのですが(点数がよろしくないと、「デザインに精気(?)を奪われたか」とか、「内容が良いのに惜しい」とか勝手に一喜一憂してたりする)、いわゆる大企業、インターネットにより成功した企業のサイトをチェックしてみました。通販と検索サイトの4つ。あんまりどうのこうの言うこともできないんですが、率直な感想。

amazon
HTML4.01 Transitional, -429点。スタイル記述の位置がとんでもないとこに。テーブルレイアウト。
楽天
HTML4.01 Transitional, -37点。テーブルレイアウト。
Yahoo! JAPAN
HTML4.01 Transitional, -38点。半分以上がCSS。別ファイルから読み込ませればすっきりしそう。
Google
HTML4.01 Transitional, -194点。なんで数行にまとめようとするの?

テーブルレイアウトがまだまだ主流なのかな。ソースも見難くてスマートじゃなかったです。もしこれが人の手で作られているなら、肩書きの後ろに「(笑)」が付いてもしょうがないとか思っちゃいます。

いろいろ探してみたけど見つからなかったのですが、もしValidな企業サイトがあったら教えてください。

追記(2008/04/05 14:55)

いくつか言及していただきました。ありがとうございます。

分割するっていうのをシーン別に考えていけば、開発段階では必要だが本番段階では不要とかいうようなこともあるRe: CSS Nite in Ginza, Vol.23のまとめらしいので、何かそんな感じの理由があるんじゃないかなー、と思います。

Googleに関しては、自動的にサーバーがCSSをコンパクトにしてくれるGoogleウェブデベロッパーイベントに行ってきたという話もあるらしいから多分 HTML もコンパクトにしてるんじゃないかなーと思う(憶測)。

なるほど。私はどこも手作業で制作していると思っていたので、「こんな汚いソースをどうして人の手で作れるんだ」とか思っていたのですが、これだけ膨大になってくると自動で処理しないと大変なことになってしまいますからね。

多分大人の都合かなんかだと思います。もろん技術的な都合もあると思います。

結論はやっぱりそこに行き着きますかね(^^; でも、正しく出来るなら正しい方が良いですよねやっぱり。

XHTML の利点と似たようなもん。

私もXHTMLによる利点を被るためにXHTMLを利用しているわけではないので、その例えはすごく分かり易いです。利用者にとってはHTMLでもXHTMLでも関係ないように、問題なく利用できればValidでもInvalidでも、ソースが綺麗でも汚くても関係ない、と。

そこは制作者による自己満足の領域になるのでしょうか。

CSSが埋め込みだったり、ソースが数行だったり、ソースが(人の目で)見づらかったりするのは、妥当性とも利用のし易さとも関係ないと思う。

そのDTDに準拠していれば問題ないですが、準拠していない故にマイナスが出てるわけで、それは(どこかで聞いた)「HTMLとは似て非なるもの」ということになるのでは。それは本来あってはならないことだと思っています。

利便性については、利用者には関係ないですが、制作側にとっては関係ある…と思ったのですが、自動処理ならあまり関係ないのかもしれませんね。

まとめ。やっぱり「大人の都合」ということですかね。私はGoogleもYahoo!もamazonも楽天もよく利用しますし、特に何か不自由を感じることもないです。そんな中でもその「大人の都合」(もしくは技術的な問題)が解消されていけば良いなぁと思いました。それは裏側の話であって、表側を見ている利用者にとってはその変化が分かり難いので、難しいのだと思いますけれど。

2008/04/01(Tue) 18:16
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