今日の午前2時ぐらいにメッセでお話した内容で、思ったこと。
そもそもclass属性とid属性の振り分けに「こういうものだ」という正解はないし、北村曉さんが述べられたように、HTMLの文法上Validなのであれば、それ以上の意味を混ぜて用いるべきではないと考えるようになりました。それでも、例えばid="center"
などには違和感を覚えますが。「じゃあ他に真ん中に来ている内容はどうなるの?」ってな感じで。逆にclass="center"
でも、「じゃあその内容がデザイン変更などによって真ん中に来なくなったらどうするの?」ってな感じで、また違和感を覚えます。まぁその内容が「真ん中」に分類されるもの(スポーツのポジション(の名称)のように、真ん中に来なければ意味がないものなど)ならまた話は別なんですが。
確かRusicaさんが仰られていましたが(どの記事かは忘れた)、デザイン変更の際に、HTML文書自体も変更しなきゃいけないのはスマートじゃないと思うんです。CSSが適用されていないHTML文書のみでも、ちゃんと意味が伝わるような文書がビューティホーだと思うんです。
このサイト内でのclass属性の振り分けは自分のサイトを自分でチェックでも述べました。id属性は実はメニューのトップページへのリンクと、Aboutページのh2要素にしか振ってません。2008年4月8日現在、id属性はメニューの各ページへのリンクと、Aboutページのh2要素に振っています。
トップページへのリンクは、id="SimpleIsm"
にするかid="sitename"
にするか迷いました。他のサイト内へのリンクは、a要素でマークアップしている名称で分かりますが、SimpleIsmへのリンクの場合、「SimpleIsmへのリンクって?」 → 「これはサイトの名前です」って感じでid="sitename"
に落ち着いたのですが、他のサイトへのリンクだってid="sitename"
でもOKだし、固有名詞という意味ではid="SimpleIsm"
で全然OKだし、実は今でも迷ってます。id="siteName"
に変更しました。
Aboutページの場合は、「これは2番目に重要な見出しですよー。そんな中でもこの要素は○○という名前ですよー」って感じで振っているのですが、別にそれは「サイト情報」や「著作権」という分類でもよくない?という感じにもなるよなぁと。まぁこれはその特定箇所へのリンクを張りたいという意味も兼ねているので良しとしています。
というようなことを書いといて、結局のところ「あとはその人次第」というように感じました。ValidなHTML文書は世界共通ですけど、StrictなHTML文書は人によって違うと。その人はストリクトな文書だと思っていても、別の人から見れば全然違って見えたりと。でも自分と同じ考えでストリクトに拘っているサイトを見ると嬉しくなりますよね。