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文書型の選択

HTML

DTDに照らしてvalidならさう宣言する事が出來る、と云ふだけなんだから、「HTML 4.01を使ふ」「XHTML 1.1を使ふ」等と言ふのがそもそもをかしいと思ふし――文書型で書く、と云ふのもあり得ないと思ふ。何かを書いた結果としてDTDに適合するだけではないか。

自然言語をマークアップしていく過程で、「ルビにもマーク付けしたい」みたいなのが出てくれば、「XHTML 1.1を使う」という言い方もおかしくはないと思うのだけど、文書型決め打ち(例えば文章を書く前に「HTML 4.01を使って」みたいなの)で書くというのはないと思う。つまり「何か文章を書く → マークアップする → その結果何かのDTDに適合する」という考えなのだけど、その考え方は同じ…でいいのかな?

ただ、自分の中で「ルビを使いたいから」って、XHTMLを利用する上で一番強い理由だと思うんだよね。と言うかむしろそれしか理由なくない?「なんでHTMLじゃなくてXHTML使ってんの? → ルビを使いたいから」、「なんでXHTML 1.0じゃなくてXHTML 1.1使ってんの? → ルビを使いたいから」ってな具合で。ruby要素は一旦置いて考えると、HTMLだらうがXHTMLだらうが大して差はないから、「何か文章を書く → マークアップする」、ここにHTML使うかXHTML使うかの選択肢が出てくるよね、その判断はもはや好きか嫌いかでいんじゃね?ってことが言いたかったんだけど、その考え方がそもそもおかしい、っていうことでしょうか?

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好きな文書型で書けばいいよ、HTML

追記(2009/05/28 23:20)

マーク附けの基本原則がSGML的かXML的か、と云つた觀點から私なら考へる

あーなるほど、私はそこまでさかのぼって考えたことがなかったです。納得しました。

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2009/05/24(Sun) 02:18
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